「ことば」は魔法
新約聖書『ヨハネ福音書』の一節より、「はじめにロゴス(日本語翻訳版→言葉・音)ありき。創世は神の言葉からはじまった。言葉はすなわち神であり・・・」とあるように、言葉は人間だけに与えられた高度な技術であり、言葉の使い方を変えると脳の動く部位が変わります。
つまり脳が意識を向けているものが変わるので、頭の中のデータを書き換えることができます。信念、価値観、思い込み(私って○○な人みたいなセルフイメージ)、自分なりの戒律、法律、ルール(こうあるべき、こう思わないといけないとか)、が変わると、思考や感情パターンが変わり、態度や顔の表情までもが変わります。すると能力、才能がアップし行動パターンが変わって人生が好転していきます。
ふわふわことば&チクチク言葉の言霊実験
日本では昔から「ことば」「言霊」の重要性が認識されていました。「はじめにロゴス(日本語翻訳版→言葉・音)ありき…」宇宙の誕生と共に最初から音がありました。妊娠中、母の胎内では視覚よりも聴覚が先にできます。よって、目は見えなくとも母の心臓の拍動は音として認識し、外部の音も知覚しているので胎教ができました。
始まりは音。ピラミッドも人間の声の音と楽器を使って作ったという記録が残っているそう。音のバイブレーションもっともパワフルなのは人間の声です。憎しみよりも無関心と無視が1番辛くなります。
人間の声、自分の声を毎日「素敵!」「出来る!」「かっこいい!」と、ご自身や子どもたちに言い続けてみてほしい。15日間、31日間…とにかく続けると、 それだけで心も体も魂も輝いてきます。
このような言葉を使った言霊実験、 言葉の威力を視える化した実験(ふわふわ言葉・チクチク言葉)が面白いです。まず2つの同じもの(食物や花を用意して)片方にはポジティブ的な言葉、例えば「ありがとう」「大好き」「愛してる」、もう片方にはネガティブ的な言葉、例えば「クソ」「馬鹿野郎」など、ご自身が聞いて心が痛むような汚い言葉を吐き続けると…
「ことば」「言霊」の威力の凄まじさに驚かされます。ただ、愛ある「馬鹿野郎!」だと「ありがとう」と同じ結果の言霊実験になった事例から言霊と言っても感情エネルギーの方が強く反応します。